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2020年11月27日 (金)

開いているドア

物件TF、共用廊下の掃き掃除をしていると、2階のある部屋の
玄関ドアが少し(3センチくらい)開いていることに気付いた。
ん?わざとか?これじゃ施錠もされてないだろう。
確認のため、ぐるっと回って正面に行き、
該当室の明かりが点いているか見た。点いていなかった。
辺りは少し暗くなっているんだが、人は居ないな、不在なのか。
なんだろう。居ないのに玄関ドアが開いている。少しというところが
また怖い。
犯罪に巻き込まれてはいないか、中で死んでる、
殺されている、なんてことはないだろうか。
もう一度ぐるっと回って開いてるドア前に戻る。
トントンとノックしてみようか
インターホンを押してみようか。
前者だと、近隣の人に、この部屋は開いたまま不在だということが
分かってしまうかもしれない。
後者もそうだ。し、私の指紋が残ってしまうことになる。もし犯罪に
巻き込まれている場合は私がまっさきに疑われてしまう。
ドアや隙間を確認したりする私の肩とアタマはチューチュートレイン
のようにグルグル回っていた。
いったん徒歩0分の勤務地に戻り、社長に相談する。
連絡をとってみる、ということになった。
まず携帯、だが、出ない。留守電にもつながらなかった。
ラインしてみる。初回入居時に連絡をとりあったことがある。
すぐに既読が付き、のち、返事が来た。
私は眉間にしわを寄せた。
そのままにしといてください大丈夫です、ということだった。
安心したが、ちょっと待てよ鵜呑みにしていいのだろうか、首を傾げた。
この返事は本人のものだろうか、という疑念だ。
犯罪者が本人の部屋におり、本人の携帯を奪ってそう返事をした
のかもしれない。
既に殺害し終えているかもしれない。私は声を荒げて社長に推論を
ぶちかました。
ほっとけと言われた。
悶々としたまま帰途についた。
翌日。
朝イチでまた見に行った。ドアは閉まっていた。
よかった安心した。問題なかったのか。と思った瞬間、
また私は目を疑った。
今度は隣の部屋のドアが開いているのだ。
昨日と同じ、3センチくらいである。
なぜだ。
ノンフィクション。

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