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2017年10月23日 (月)

ばかものたちの宴

週末で友人別荘へ赴いた。

メンバーの一人がウチに迎えに来てくれることになった。
朝6時前に到着予定、という。千葉からはるばる上野毛経由で来てくれる。
待ってもらう訳にはいかないから、外で待機することにした。
初めてなので住所をくれというんで、LINEで事前に送っておいたから
安心だった。入れれば一発で来れる、ナビの普及とは昔では考えられない、
便利な世の中になったものだ。

台風が来ているし、朝からあいにくの雨だった。
ゴルフバッグ、荷物や買っておいたビール、お茶計3ケースを玄関先に
出したが、雨で濡れてしまっている。どうしよう、バッグはいいが、
ビールはダンボールだ、濡れてバラけたら大変なことになって
しまうではないか、やっぱ家に入れとこうとえっちらほっちらしまった。
すると

「もうすぐ着くんじゃないかなー」

という呑気な電話が入って来た。
私はゴルフバッグだけやはり外(道路)に出しとくことにした。目印にも
なるだろうと思ったからだ。
上野毛を出発したという時から30分が過ぎた。もう着いても
いいころ。私なら15分だから。

また電話。家の周りの目印は何か無いか、という。
住宅街なんで悪いが何も無いんだ、ナビに入れたんでしょう?と聞くと
なんとその住所が入らない、と今頃になって言う。

「6-26-20、でしょう?その26が、ナビに無いのよ」

そんなバカな。立派な、閑静な、そして歴史ある住宅街である。
号が無いのは百歩譲って分かるが、番地が無いって、あり得ない。
私は脳にハンマーを打たれたかの衝撃を受けた。
何かがおかしい。

「6丁目は入ってる?」

「そう」

「今いるところの、何か、風景とか、大きな目印になるような
 ものとか、なんでもいいから言ってくれ」

「うーん、、、あ、ドロボーに注意って看板がある!」

「そんなんでわかるか!他には?学校とか、コンビニとか」

「コンビニ無いわー、、、
 サンライズハイツって、アパートが横にある」

「しらねー!他には?」

「左にガードレールがある」

「当たり前だろう!」

「でもねえ、近そうなの。6-20までは来れてるから」

もうちょっとがんばる!と、電話をブチ切された。

ナビのバージョンが古いままなのだろうかとか私もいろいろ考えた。が、
考える前に行動だ。私はジョギングで家の周りをぐるぐる走った。
平素の行いが奏功していると少し思った。
6時になった。人もいない。全く誰も、いない。車の明かりも見つけられない
し、家々の明かりも暗いままだ。
ブイーンとエンジン音がしたので期待したが新聞のカブだった。

家に戻ると、お腹が空いて来たので、バナナを取りに入った。
1本をペロッと食べた時に携帯が鳴った。すかさずどこだと聞いた。

「ぜんぜんわかんないのよ~道も細いし」

ウチの周りも細いっちゃ細い。

「分かった。今いる住所を言ってくれれば、俺が車でそっちに
 行くから」

でもそれはいいから、そこにいてくれ、頑張って向かってるからホホホと
釘を刺された。何がおかしいのか分からない。
時計を見るともう40分が経ってる。いい加減もう来るだろうと雨の中、
ビール、お茶の計3ケースをまた外に出した。
ビショビショで寒くなって来たので、バッグからパーカーを出して
羽織った。

また電話だ。すぐにとる。いろいろ話すが、車のライトすら見えない。近くに
来てるとは到底思えない。
なんなら車で1分のところに南××小学校があるので、
そこで待ち合わせようかと喉まで出かかった。で、再確認の
怒声を浴びせた。

「ちゃんとさあ、住所入れてる?南××の6-26の・・」

と叫んだその時

「みなみぃ~!?!?」

と車の中の大合唱が聞こえた。南を省いていた。つまり町名を入れ間違って
いたのだ。

「早く入れ直せ!」

「分かった・・・
 ゴール6.5キロって表示になった!」

6キロ以上離れてるところを30分もグルグル走り回っていたのだ。
結局、上野毛から1H近くかかって着いた。重複するがあの時間なら私は
15分であります。
そんなばかどもらとの別荘。想像に難くなく相変わらずの半狂乱の宴で
終始しました

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