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2013年8月 7日 (水)

約束

今読んでる本がめっぽう面白い。
田中森一氏
反転~闇社会の守護神と呼ばれて~
です。
この方はヤメ検で最も有名な方、でしょう。東京地検特捜部にも
在籍したことあり、検察時代は荒っぽい手法ながら、切れる名うての
検事だったようです。辞めて弁護士になり、ヤクザ界をはじめ、
多くの顧問弁護士を務め、荒稼ぎ。最後は古巣の特捜に逮捕され、
今もムショに入ってるんだと思います。この人のやったことの良し悪しは
私には分かりませんが、よくぞここまで書いてくれた、と思う。スレスレ
どころか具体性にも富んでる内容がすごい。
善悪とは何か、法律さえ守ればいいのかといろいろ考えさせられます。

先般のゲーセン占有のような件があると、やはり子供にはモラルというもの
をきちんと知ってもらいたい。善悪、法の前にまずモラルといういもの
遵守すべきなんだって、知らしめておく義務があると痛感します。
少子化対策ってのも聞いてあきれもします。あんなバカ親が子をバカスカ
生んでろくでもなく育ってしまったらたまったもんではない。かのゲーセン
はパチンコ屋と違うのだ。小2の次男ですらあきれていた。
子供というのはそういうもんである。

少し前の休日、次男とのこと。パパのお手伝いをする、と約束してくれた。
私一人じゃできない、エアコンの修理でした。

じゃ、映画「ベストキッド」を観てからにしよう、
と二人で観た後、ホースの準備、エアコンの外装外し等の準備に
とりかかった。

が、いざ下準備終えて手伝ってくれと言うと、
イヤ
の一言。
約束じゃないかと説得すると、しぶしぶ何度か水出したり締めたりを
しただけで、途中から、もうやんないよ、と、DSに没頭しはじめた。
約束が違う、ゲームに夢中の次男に私はキレた。
結局昼寝中の義母を叩き起こし手伝ってもらったが、終わり、かたづけを
済ますとそこに座りなさいと説教した。

  ゲームもいいが、約束は約束だ。
  パパの手伝いする、と決めただろう、
  いったん男が約束し決めたのに、何故守らない、
  何故手伝おうとしなかった。

次男ボロボロ涙を流しながらごめんなさいと号泣。
三浦綾子さんの「塩狩峠」にある話を私は持ち出した。

**

主人公(小4くらい)は学校で、友達3~4人からトイレにお化けが出る
という話を聞いた。信じなかったが、じゃ、今夜試しに見に来よう
と誰かが言いだした。乗る気じゃなかったが、いったん帰って、夕食後
そういえば、と父母にその話をした。外は土砂降りの雨。
そろそろ皆が待ち合わせした8時だ。

「行く気がないんならこの天気だしいいじゃない」

と母は言った。が父は違った。

「約束したんだろう」

主人公は応えた「したといえばしました」。

「だったらいかなきゃだめだ。約束は守るもんだ」

「夜道だし雨がひどいから、私もついていきます」

と母。しかし父は

「いつも行っている学校だろう、一人で行きなさい」。

主人公、横殴りの雨の中、行く。すると、一人だけ守って来ていた子がいた。
しかし結局他は来なかった。後、この二人は無二の親友となった。
男の約束というのはそういうものだ。

**

私はゆっくり、分かり易いようにそう話した。次男、
涙をポロポロ流したまま、聞き入ってました。

「お前は来ない方の子になりたいのか」

あまやかして育てるだけではだめだと思います。女子も同じ。

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