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2013年6月 7日 (金)

64、クライマーズ、桶川

横山秀夫氏のロクヨンを読み終えた後、また同氏の
クライマーズハイを読みました。
ロクヨンは表現力、特に形容の仕方が絶妙でした。
「肩を落とす」「眉をひそめる」「唇を噛む」などありきたりな表現は
使われません。氏は記者でらした歴が長いので、もまれて来た
んでしょう。首相が手にするだけのことありますね。

どちらも小説ですがクライマーズハイは85年の御巣鷹山墜落事故の
ジャーナリズムが核となっています。
ロクヨンは内容、深さ、ストーリー性など申し分無かったのですが、
クライマーズはちょっと私の好みに合いませんでした。

御巣鷹山の事故は、沈まぬ太陽読んだ時もそうでしたが今回も
気になってチューブなどで見ました。

これは現場に駆け付けた一般人の証言。
http://www.youtube.com/watch?v=0hysxfKOHbY
ぞっとしたのは、5分15秒あたり。
人の手が見えます。肘から先が上を向き、何かを掴みたいがように
指が空を掴んでいます。
が、マスコミの現地入りは明るくなってからなのにこれは暗いでしょう、
その時間は報道規制入ってるはずですから、映像は違うかもしれませんね。
分かりません。
墜落は19時前で、証言の方の現場着は翌午前4時ごろのようです。
うーんうーんという叫び声がそこらからじゅうから聞こえていた、
といいます。
それも一人や二人ではない、40~50名だろう、と。
これは別な証言もあって、真実味があります。

http://www.goennet.ne.jp/~hohri/n-ochiai.htm
これがその、生存者4名のうちの落合さんの証言。長文ですが、驚くのは

>怖いです。怖かったです。思いださせないでください、もう。
>思いだしたくない恐怖です。お客様はもう声もでなかった。私も、
>これはもう死ぬ、と思った。まっすぐ落ちていきました。

子を持つものとして私も涙したのは男児の声がしたと。

>おかあさーん

の後、

>ようしぼくはがんばるぞ!

と。しかし悲しいかな生存者4名に男児はいません。

話変わりますが、先般も少し書いた桶川ストーカー殺人事件の警察の
おそまつさ。マジとんでもないものです、チューブにもありました。

http://www.youtube.com/watch?v=JwXCmgi3yvg

これは昨年世界仰天ニュースで放映されたものです。驚くべきは
冒頭の記者会見、なんと被害者猪野詩織さんが殺されたその日!の
上尾署での会見です。どうしてヘラヘラ笑う!
警察には何度もご家族で相談に行ってる、恐怖を訴え、
殺されると言ってる、告訴もしてる。にもかかわらずの犯行。
後、上尾署は、犯人を捕まえようとしません。捕まっては
困るからなんですね。信じられます?
これも知られたことですが、実行犯を特定し、逮捕前の写真撮影にも
成功しているマスコミの方がいます。清水潔氏で、氏は今日テレの
記者でらしてるようです。で、仰天ニュースでとりあげたんでしょうね。

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