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2013年4月24日 (水)

ハートカクテル

松岡直也さんは学生時代から好きで、よく聴いてました。
社会人になってすぐはハートカクテル(VOL1)のアルバム、
テープが擦り切れるほど聴きました。CDはまだ無かったですしね。
当時付き合っていた彼女がその中の
「バラホテル」
という曲が好きで、これは車でデートの折何度も巻き戻したりして
聴きましたから、マジ擦り切れてたと思います。

このハートカクテル、CDが欲しくてアマゾンで少し前
探したら中古しかなく、更に5千円くらいと高値だったので
諦めていましたが、昨日覗いたら、なんと新品が3千円で出てました。
ポチっとしちゃいました。
懐かしいなあ。届くのが待ち遠しい、早く聴きたいですね。

バラホテルで思い出しましたがその時の彼女、
妙なところがありました。時間にルーズ、というか、なんかヘンなんです。
私にはルーズでも、他の人との待ち合わせでは厳守なんです。彼女が
誰かとの待ち合わせで私が送ってあげる際も
「間に合わないから急いで!」
と。しかし私を待たせるのは、30~40分は当たり前で、
2時間待たされたこともありました。二度あります。一度は
場所は川崎駅でした。私は車。
ロータリーから外れたところで、止めやすいところでした。
私はまだ新入社員、彼女とは社内恋愛で、しかも同じ部署の子、
しかもしかも部長が大のお気に入りの子でしたので、付き合っている
ことは内緒にしていました。

その川崎駅での待ち合わせは、彼女が社内の他部署の人らと
テニスをして、その後のお迎えに行ったのです。土曜の6時頃だった
と思います。
真夏の暑い日でした。車内でエアコンを効かせながら私は
ハートカクテルを聴いて待ちました。
86年頃のことです。もちろん携帯電話はありません。

1時間ほど経った時でしょうか。右からすーっと車が来て
私の車の目の前で止まりました。と同時にリヤのトランクがポンと開く。
そして左後部席のドアから下りて来たのはなんと会社のタカシ先輩。
私と同じ課、二つ上で私のトレーナーでもありました。
どーもどーもお疲れ様です、ありがとうございますとペコペコし
お礼を述べています。トランクからゴルフバッグを受け取る先輩。
私は驚きのあまり車から降りてしまいました。
車が去っても頭を下げ続ける先輩に後ろから声をかけました。

「たたたた、タカシ先輩!」

「おお!
 たかぴーじゃねえか、なんでこんなとこに!」

「人と待ち合わせで、ここで待ってるんです」

「車か!
 いやあ助かった、バッグもってこれからどうしようかと・・・
 助かった、乗せてくれ、乗せてくれ」

彼女が来てしまったらまずい。もちろんなんだかんだ理由をつけて
断りましたが聞き入れてくれず、ま、日頃からお世話になって
ることでもあるので、とりあえずエアコンの効いた車内に
落ち着くことにしました。

先輩曰くお客のゴルフコンペで送ってもらってここで降ろされることに
なったのだ、と。家まではまだ電車を乗り継いで小1時間かかる、
キャリーバッグもある、恥ずかしいしまた疲れているしで、
どうしようかと会えたのは九死に一生を得たようなもんだわっはっは!
とこちらの都合を一蹴。
これではらちが明かないと、私は開き直って、付き合っていることを
打ち明け、実はその子と今待ち合わせなんだと説明しました。

とても驚かれましたが、先輩は私にもう送ってもらうつもりでおり、
そのうれしさの方が勝っていて、そうかそうかそうだったのか、ま、
いいんじゃねえか、俺あ誰にも言わねえよ、とあっさりしたものでした。

彼女が来たのはそれからまた1時間も経った後でした。
そしてなんと彼女はもう一人ミヨコさんを連れていました。
ミヨコさんもまた同じ部。家が遠く(千葉!)、テニスで疲れてるんで
事情を話してしまった、だから送ってって欲しいという。
せっかく秘密にして付きあって来ましたが同じ日に二人鉢合わせ、
後日もちろん部長にもバレマシタ。

ま、そんな待ち疲れの思いでの詰まったハートカクテル、
楽しみに待つことにしましょう。

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