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2012年6月12日 (火)

消された一家

本を読みました。
10年ほど前に北九州で実際に起きた殺人事件です。

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7~8名が他界しています。主犯の松永太。とんでもない奴です。

この本はアマゾンで買って、読み始めてすぐ引きこまれ、
いっき読みかと思いましたけど、途中、最後まで読めるかどうか
分からなくなった。
あまりにむごく、ひどい事件なんですが、止まったのは
それ以上にせつないところがあったからなんです。

殺されていく人々は皆、「通電」といって、ワニグチクリップで
手、皮膚などをつままれ、電気を通されいたぶられる。日に何度も。
その痛さたるや絶大なもののようで、痛いを通り越して失神したりする。
目的はカネです。サラ金などで限度額まで借りさせ、むしり取り、
用ナシとなるや、こういった通電や絞殺等で殺していってしまうんです。
ほんとにあった話ですよ。

せつない、と書いたのは、被害者の一人。まだ4~5歳の男の子
なんですよ。
んでなんと数日前に実母を目の前で絞殺されてるんですね。
愛する母を、ですよ。で、松永は、この子はママっ子だったから
生かしてはおけない、と

「お母さんのところに、行きたいよね。行かせて
 あげるからね」

などど話す。
すると、男の子はうなずいて、、、、
ああ~この先は書けねえなあ。

私は子供の年が近いんで、ここのところでは涙が止まらず、
いったん本を閉じました。

心臓が弱くまたお子さんがまだ小さい方は読んではいけません。
ちなみに主犯の松永は昨年末死刑が確定。
でもただ殺しただけでは甘いですね。それこそ通電しまくって
同じ苦しさを味わわせてやらないと。オウムの浅原もそうですけど。

読み終えて思うのは、警察の失態。いったいナニやってんだ、と。
主犯の松永は本件前から別件で指名手配されてたんですよ。で、
事前に何度も捕まえられる機会あったんですね。とり逃してる。
上述の男の子どころか、その母親だって殺されずにすんだ。
失態からすれば長崎ストーカー殺人もひどかったですけど、
残忍さでいけばこっちは百倍くらい上です。当時マスコミも
あまりのむごさからテレビでは取り上げなかったんですよね、
新聞記事であってもその内容の凄惨さから
苦情がよく来たそうですよ「朝からひどい気分にさせるな!」ってね。
じゃ読まなきゃいいのにね。
私も読まなきゃよかったって思ってます。

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