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2011年9月13日 (火)

悪人

・悪魔が殺せと囁いた

・凶悪

・殺人者はそこにいる

の三冊をたて続けに読んだ。いずれも殺人事件等の凶悪犯を取り上げた
ドキュメントです。
鬱になりました(笑)
いやはや、マジでなりますよ、これは。
全て文庫本。新潮から出てます。

悪魔が~ は10数件の実際に起きた殺人事件をドキュメントで
まとめた(個々に)もの。犯人や共犯者の生い立ちなども調べた
りして、そこそこの取材を積んだものです。

凶悪 は、元暴力団員で死刑囚として囚われている男が、
別な(ゲロってない)殺人事件を吐きたい、と、マスコミに
訴えてきたもの。新潮社の記者、細かく調べていくと、男の言う通り
の殺人事件(当時未解決)がちゃんとおきていた。
しかも複数。
なぜ訴えたか。それらには主犯の男が別にいたんです、で、主犯は
シャバでのほほんと生きている、裏切りが絶対に許せない、
と告発に至ったわけです。
初めは黙っとくつもりだったんです。面会に来てくれたり
差し入れくれたり、私設弁護士つけてあげるからってうまいこと
いってくれてたから。でも突然それらが途絶えしかも死刑囚の
可愛がってたシャバの舎弟が自殺したと聞き、その原因が主犯の男に
あるというのが分かったからもう黙ってられなくなりました。

エンディングは書けませんが、この取材を貫徹した、
宮本太一って人、たいしたもんです。実際法廷でも証人として
証言してます。
ま、興味ある人は読んでみてください。アマゾンで買えます。
けどくれぐれも、三冊イッキには避けるように、ね、
殺人時の具体的な方法、行為そのものも
具体的に記されてますし。三冊目はそうでもないですけど。

今は街ですれ違う人全てが悪人に見えてます。
私もアタマがどうかしたようです。

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