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2011年7月15日 (金)

心にナイフをしのばせて

久々にドキュメント本読みました。「心にナイフをしのばせて」です。
サカキバラセイト事件ってありましたよね、その前、今からもう40年も前
のことですが、同様の事件があったんです。高校の同級生をメッタ刺しに
して更に首まで切り落としたって凄惨なもの。その事件をドキュメントで
追ったものです。

被害者の遺族(父母、妹)がかわいそうでなりません。氏名や住居まで
オープン、マスコミに追われる日々。が、加害者は当時少年ですから、
法律の厚い保護壁で守られる。
かたや悲しい生活で日々号泣、かたや少年院さえ出れば人生
リセット。
 
本の最後は加害者の少年の現在に迫ります。なんと弁護士!になっちゃって
るんですね。知った遺族、悔しいのなんの。連絡先分かったある日
電話します。すると、お金欲しいのか?の次に

 50万なら貸せるから、実印と印鑑証明用意して

とあっさり言われます。
違うんですよね、会って詫びて欲しかったんですね。母親は
「世界中のお金をもらっても替えられない」
とまで言ってます。

この弁護士、後に本件でニュースステーションの久米宏さんと対談も
してます。
全然反省の色がない。法律がそうなってますから、と贖罪なかった
そうです。ひっどい人もいるもんです。
少年法も早く改定しないとだめですね。

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