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2011年4月13日 (水)

宮城の思い出

もう20年以上も前のことですが、宮城の多賀城市におじゃまし
大変お世話になったことがあります。会社の先輩の実家ですね。
今回被災されました。大変残念です。
先輩が実際に行かれて撮られた写真も拝見しましたが、テレビで見るのと
実際近い人が撮られたのを見るのとでは、心に刺さるものが大きく違います。
 
  

 
先輩が世田谷の私の家にバイクで突然来られたのは1989年秋のことだった
と思います。とある連休初日の朝でした。
どっか走りにいかねえか~の軽いノリだったので、連休だしどうせなら

「先輩の実家に行ってみましょうよ」

と冗談半分で提案すると

「いいねえ」

とアグリー。宮城多賀城へと方針変更しました。
ひたすら下の道で北上してゆくことにしました。
若かったからできたことですね、片道でも500キロ以上はある
道をただひたすら一般道です。

都内脱出時、まず上野を過ぎたあたりで先輩のバイクの調子が
おかしくなりました。スズキのGSX400R(四発)でしたか、
信号で止まる度、エンストしてしまう。
原因分からずバイク屋に駆け込むと、バッテリーがお釈迦になってました。
買い替えて再出発。
福島のあたりだったでしょうか、センターラインを越えて車を追い抜いた
先輩が白バイの餌食に。残念!反則金考えたら高速乗って行けば
よかったと(笑)

なんていろいろあって夜半に無事先輩宅に到着。
美味い夕食たらふくご馳走になって、翌日は松島、宮城蔵王へ
足を伸ばしましたね。
二泊目もお世話になって、三日目帰路へ。
また下で帰ろう、途中いい温泉にでも寄ってかねえか、と、
福島県あたりのどこぞの山奥の秘湯にどっぷり浸かりました。
見知らぬジジババと肩寄せ合って入りましたねえ。

汗をぬぐって気分新たにまた帰路につきましたが、いつの間にか先輩が
ついてこない。
20~30分も走ってしまってました。どうしたものかと引き返してみると、
汗だくになってバイク押してる先輩!
ガス欠です。とんでもない田舎の山奥。GSなんてそうは無い。
運よくそこからは下り坂が続いたんで、どうにかこうにかGSまで
行けました。

その後。
これは福島でしょうか栃木でしょうか、絶景の道がありました。

私がバイクを止めると、先輩も「止まりたかった!」と。

すばらしい景色。

「生きててよかった」。

二人そう言ったこと、覚えてます。最近飲んでこの話になったとき
やはりあの時そう言ったこと、お互い明確に記憶してましたね。
一直線に伸びる道。
両側は一面の畑。車も人もない。夕焼け間近で空と道と
左右遠くに見える山々のバランスが言いようのないものだった。

あの道、もう一度行きたいですね。

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