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2010年1月12日 (火)

白樺湖のスキー

年始に行った白樺湖は長男次男にスキーを好きになってもらいたい
思いがあった。
今までは私や妻が無理やり上に上に連れて行ってたから、
「滑る」
というより単に

「降りる」

という作業しか感じなかったのでは。
実際長男(8歳)は直前まで行きたくないと言い張ったし、
次男(4歳)も

「ぼく好きじゃないんだ」。

今までは家族だけで行ったことはなかったんですね。
だから蜜月で楽しもうかと。
 
 
私が初めてスキーをしたのも白樺湖のどこかのゲレンデだった。
覚えが無いが、今回滑った
池野平ホテル
白樺国際
2in1
いずれも違うような。。。
ま、小学校2~3年のことだからもう40年も前!のこと。
雰囲気変わってて当たり前だろうけど。

当時行ったのは、初めての者ばかりの従兄弟連中で、叔父貴が先導してくれた
もの。同じ年くらいのが5~6名はいた。だから皆競って上手くなろうと
一生懸命だった。転んでもすぐ立ち上がって、お腹が空こうが
疲れようが、寒かろうが、とにもかくにもよく滑った。
メシ食ってる間に

「ボクは止まれるようになったよ!」

なんてだし抜かれるのが嫌だったんですね。
好敵手が多く向上心が上手く働いたあのイメージを
我が子にも経験させたいってのはありましたけどね。

今回初日は午後からってのもあって、ホテルのプライベートゲレンデへ。
徒歩0分。リフト2本しかないけど、天気も快晴だし子供たちには充分だった。
意外や次男、板履かすといきなり叫んだ。

 滑るどー!

運動神経がいいし、バランス感覚もちょっといいかもしんない、って
親ばかですけど、でも長男より優れているかもしれない。

翌日は白樺国際へ。午前中は快晴だった。

Dsc_0842
Dsc_0767

宿から車で10分ちょっと。一日券買うか迷ってると、子供たちは入口の
かまくらでずっと遊んでる。

Dsc_0764

せかしてゲレンデに入れようとも思ったが、それがいけないのだな、
滑りたいのは親(私と妻)であって、子らはまず雪遊び、なのだ。

でも最終的にはきっちり夕方まで滑って遊んで楽しみましたけど。
妻の華麗な滑り。いちおう1級。

Dsc_0783

若い人には古い(昭和の)滑り、ともとられるかも。やっぱ板そろえ
ちゃうんですね~ぴたりと。
後方にポツンといる黄色が長男。これくらいのバーンならもう転ばず
降りて来れる。

この白樺国際は頂上から右手にフォレストコースという林間
があって、それが楽しそう(とボーダー不可)だからこのゲレンデを
選びました。
フォレストは全長5キロくらいあって、入口に行くと

 ゆるやかな登りが450メートルほど続いてから、ゆるい下りに
 なります。

と看板があった。

ビギナーの長男ならまだしも、ゲレンデではハイハイ状態の次男を連れては
無理だ、と入口で妻と話して諦めたのだが、
後で私と長男の二人だけで頂上へ行くと、

行ってみようよ!

と長男から力強い言葉が。

私うれしくなりまして、

よし、行くか!

と、ズンズン入って行きました。

フォレストコースはその名の通り森閑としていて、木々の間から洩れ入る
光も弱く薄暗い。たまにふく風に森全体が揺れる感じがあって、
怖いくらいだった。長男がいず、私一人では絶対引き返していた。
実際他には誰もいなかったし。

で、ゆるいのぼり450メートル、とのことだけど行けども行けども登る
ばかりで板履いてる我々には1キロにも2キロにも感じられた。
久々に後方から人の声が聞こえて少し安心したが、辛かったのだろう、
引き返してしまった。

帰らないでください!

午後2時を回るくらいだったろうか、考えたら昼飯もまだだったし、
晴れていた空も、いつの間にか曇ってきているようだった。風によって
木々から落ちる雪も、それだけではなく、実際に降り始めているよう
にも感じられた。それまで

 大丈夫、これは僕が選んだ道なんだ!

と辛さを抑えかっこいいことを言っていた長男も、ほんのちょっと、
一歩でも私が前に出ると、

ちょっとまって!ゆっくりいって!

と叫ぶようになってきた。
もういいころ合いだな、と、登りのゴールが見えたところで板を脱がし
私が持ってあげることにした。
残り100メートルくらいか、でも最後のそこでも弱音を吐かず
凛として一歩一歩進み続けた小2の長男が森の中で一回り大きく見えた。

登りが終わったとはいえ、そこから続く下りもちょと辛いもの。
緩やか過ぎるんですね。しかも誰もいず、
雪も降り出してくる始末。気温も急降下し
私は冷え症で指先が冷たく、痛くなり始めた。運動しないといけない、
と思ってはみたもの、長男を置いて一人すっ飛ばし滑るわけにもいかない。
グローブごと上着のポッケに手を入れ指に暖をとりながら滑った。
これが一番なんですね。指が冷たくなったらまずポッケ。
だからスキーウエア(上着)を選ぶときは必ず大きめのポッケが
あるものにしてます。
あと靴もきつすぎないもの、ね。3年ほど前に買ったラング(競技用ではない)
は店員に25が最適です!って強引に勧められたけど、あんなん選んでたら
このフォレストで指落としてますから!

とはいえ長男、たくましく見えました。
寒くないか疲れないかと何度も聞きましたが
 
大丈夫だよ。全然平気だよ!

と。成長ぶり、親として感無量。

でもあのフォレストコース、実際救助を要請する人もいるようで
50メートルおきに、救助先の電話番号と、現在地番号の看板が
あった。吹雪の時は入らない方がいいですね。

最終日は2in1へ行った。ここは白樺国際よりちょっと広い。
頂上から見渡す360度の絶景は見もの。

Dsc_0845

そんなこんなで楽しいスキーでしたけどね、やっぱ上述したように
いい好敵手がいれば彼らももっと向上心が働いていいんじゃないか、と
それも少し残念に思いましたね。

それと痛感したのがボーダーのマナーの悪さ。2in1では半数くらいが
そうで、そこらじゅうで座ってる。バーン端ならいいんですよ、真ん中で
座ってるんです。しかもボード立てて座ってますから上から見ると
思いっきり障害物になってる。KYとはまさにこのこと。
私や妻はまだ上手いからいいが、へたな長男は「じゃま!」
と何度か言っていた。
転んだあとならしょうがないがどうみてもそうとれない、休憩、おしゃべりって
ことで固まってて。私は何度か雪ぶっかけてやりましたけどね。
あ、邪魔なんだなって気付いてくれればいいですけど、
私はどっちかというとスキーヤーオンリーの
ゲレンデ(白樺国際はそうだった)の皆のマナーの良さを感じましたけど。
ああいう輩と高速の追い越し車線を制限速度厳守して走ってる車は
永遠に減らないのかもしれませんね。

Dsc_0813

これが白樺国際の駐車場。暗くなるまで雪遊びして、手が冷たくなった
でしょう。でも次男は人間暖房機で、寒いって言わなかったですね。
今シーズンもう2~3回は子供たちと行きたいな。一泊ででもどっか
探して行くことにしましょ。

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