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2007年6月12日 (火)

美女と野獣

友人から電話があってランチをしようと。

「出れるだろ。
 ちょっと出て来いよ。
 いい店、どっかねえか、教えろよ」

いつも土足である。こちらの都合など聞いてきたためしがない。

中華だったら美味い店、何軒かあるけどと返すが

「じゃあさ、銀行の横にカレー屋あるだろ
 あそこ行こうぜ。
 その前で待ち合わせだ」。

はじめっからカレー食いたかったんだろう
だったらそう言えっつーの。
 
 
こいつは高校時代からの友人だ。
同じ高校ではなかったが友人を通して知り合った。
中学時代はケンカで相当成らしていて、腕力も強かったが
気の強さは特筆もん、一本気で考えを曲げようとしない
だからこいつのことを悪く言うヤツも多くいた。

とはいえ強さは仕事の面でうまくはたらいているようで
今はサラリーマンではあるが、こいつを頼って多くの仕事が舞い込んできて
いるのもまた事実。
実際私も一昨年に仕事の関係で相談に乗ってもらったのだが
大変なお願いだったにもかかわらず

「おめえとオレの間で
 みずくさいこと、言うなよ」

と真剣に取り組んでくれた。

こいつとは不思議な縁があるようで、世話になったこと、
大学の頃にもあった。
車をぶつけたのだが、その時ドライブで一緒に出かけていた面々から
お金を集めて修理費を割り勘にしようと働きかけをしてくれたのも
こいつだった。
忘れもしない、借り物のスカイライン、大事なサーフラインのところを
私が凹ませてしまったのだな。その修理費、6万円だった。
学生時代の私には大金、ポンと出せる額ではなかった。
4人でのドライブだったからそれをきれいに4で割ってくれた。
本当にたすかった。

そんな学生時代のある日のある夜更け。
そいつから電話があった。そん時も土足。
知り合いの女の子と一緒にいるんだが、
電車が事故で止まってしまった、帰れない。俺はいいんだが、女の子を送ってって
もらえねえかとのことだった。
私は車はもっていない。もちろんバイクで構わないんだということ。

待ち合わせのところに行くと、横にはずんぐりのそいつに
超不釣合いな、背が高くスレンダーでモデルのようにきれいな女性がいた。

「じゃ、頼むよ」。

そこから飛ばして1時間くらいかけ、その女性を無事家まで送り届けた。

後から聞くと、私にその子を紹介したかったから、私を呼び出した
ということが分った。しかし私にはもったいないくらいきれいな人だ
結局、お付き合いすることはなかった。

しかし、なぜか。
今、そいつの嫁さんがそのスレンダーな彼女である。
私に紹介しようとあくせくする間に、その2人が急接近してしまったのだ。
今では立派なお子さんが三人もいる。

美女と野獣、かな(笑)。
分らないもんである。男と女ってのは。
どうなってるんでしょうね。

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