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2006年10月31日 (火)

託児所

勤務地近くに託児所ができた。
多くの親御さんがお子さんを連れて預けに来ている。
私の出社時に合っているので多く見かけるのだが、
大体の子は乳母車で泣き叫んでいる。
だからその時間帯は子供の叫びで少々うるさいくらいだ。
かわいそうだなあとも思う。唯一頼れる親と離れ離れになるのだもんな
そりゃあ悲しいだろう。
でも慣れれば所内でもそれなりに楽しみやなんかを
見つけて過ごせるようになるんだろう。

うちの子なんか、預けるとなったらどんな発狂をするか、
想像がつかない。がしかし、長男(5才)がまだ2才の時、
お台場でだったが一時託児所に預けたことがある。
たまには我々夫婦もゆっくりする権利はある、
妻と二人水入らずで食事でもさせてもらおうと預けたのだ。
確か2時間くらいだったか。

おもちゃとか遊ぶものがいっぱいあるし、保母さんも
若いきれいな方ばかりだったから、預けっぱなは
長男、すんなり溶け込んでいった。っていうか喜び飛び込んで行った。

ただ、そこから我々がいなくなるということは、
彼には分っていなかった。

2時間後迎えに行くと、ガラス越しに我々を見つけた瞬間、
長男の形相が変わった。で、
おもちゃを放り投げて我々の元にすっ飛んで来た。

その時の長男の表情と、我々に駆け寄ってきたあの走りの
凄まじさは忘れることができない。
彼なりに、ママパパはどこへ行ったのだろう戻ってきてくれるの
だろうか、僕のこと忘れていやしないだろうかと
不安の極致だったろう。だから我々を見つけたときの
彼の表情にはそれら一切が瞬時に払拭されたもの、また、
見つけた以上、もう絶対に離れない、今すぐそこに行くから、
走って行くから、だからそこに居てよね!という、
希望主張願望せつなな悲哀の長男の目が、
3年経った今でも脳裏に焼きついている。

親子愛というもの、多少離れ離れになろうとも、
お互いに愛を感じとっていれば、きっとそれでいいのだろう。
年がら年中一緒にいて愛を全く供与しないでいるよりはるかに。
男と女の仲はそうはいかないかもしれないが、ね。

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