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2006年9月15日 (金)

隣地との塀

豊島区の方で土地(更地)を購入し、建物を建てている時のこと。
今年の初頭だったか、隣の方が、
境界に塀があったのだがいつの間にか無くなっている、
建物を新築するのなら、塀もお作りになられるんでしょう
と建設現場に聞いてきた。
設計上、予定はしていませんがと現場監督が応えるとそれはおかしい
とおっしゃった。

「前のお宅があった時は、うちとの境界に塀があったんです。
 で、更地になって、この建物の工事が始まりました。が、
 更地になったかどうかくらいの時に、塀が
 無くなっていることに気付きました。
 塀はどうかもどして頂きたい。
 あの塀は、前のお宅と折半で建てたものだったのです」

立て板に水でそう説明されると現場監督だけではハナシが
まとまらない。設計会社からどうしましょうかと
施主である当方へ相談があった。

隣地の方はいきなり所有物である塀を撤去されてしまったわけだ。
何一つ悪いことしていないのに。

しょうがない、塀くらい、では当方負担で作りましょうかと
父(社長)に相談するとそうはいかない

「前所有者と相談するよう、不動産会社へ
 折衝しなさい」

とのこと。
それもそうだ、当方も善意無過失である。更地で買った土地、
下見の時点で既に塀は無かった。いきなり塀再設置の義務は無いだろう。

しかしここからが難儀だった。不動産会社へ相談しても
埒が明かないのだ。
まずは前所有者と相談してみます、と返してきたが、
3~4日経っても返事が無く、こちらから連絡すると

「前所有者は、塀は取っ払ってません、と言ってます」。

取っ払ってないと言っても、今無いものは無い。

「では更地にした業者が誤って撤去したんでしょう、
 その業者を追うことはできますか」

「調べてみましょう」。

また待つこと3~4日、連絡が無いのでこちらから連絡すると

「業者が壊したようですが、業者は壊していいものだと
 思っていたようです」

書くとこうだが、不動産屋もきっちり言わない、
曖昧に話すので私はそう理解した。

「そうですか、ですと、前所有者がきちんと指示をしていなかった
 わけですね。いずれにせよ塀は建てなくてはなりませんので、
 費用の幾ばくかはご負担をお願いすることになると、
 お伝えください」

こちらからそうズパッと話した。

しかしはて、どうしようかと思った。
善意無過失である点では、隣地の方、当方ともに一緒だ。
過失は前所有者にある。
ヤクザな言い方をすれば、建て直しの費用は前所有者にて
全額を負担してもらうべきなのだろう。
だがそれで本当にいいのだろうか。過失はあったとして、
全額を負担せねばならないのはあまりに無慈悲ではないか。

建築屋から連絡があり、4~5日の間に判断(塀再設置するか否か)
してくれないと、工事費が倍くらい変わるという。
そりゃそうだ、エントランスの部分の工事スケジュールに関わってくる。
いそがにゃあいかんと、とりあえず隣地の方、当方、工事会社、
設計会社及び土地の前所有者の5者で現地に集まって方針をまとめることにした。

しかし当日、現地に土地の前所有者は来られなかった。
代わりに不動産屋が来た。
建てなくてはならないことは決まっているので、
どういう塀をいついつまでに作るかということを
隣地の方へ説明するのが主旨の打ち合わせとなった。
結果、設計会社の案の塀を作ることで良いことになった。

塀新設の見積もりは約20万円だった。
問題は費用の負担をどうするかということだ。
私は隣地の方に費用を負担頂くことは避けなければならないと
思った。

「さて、塀の費用ですが、撤去した過失は
 土地の前所有者にありますよね。
 新設の費用は基本的には現在の建築主の当方が負担しますが、
 一部、つまり二分の一から三分の一の費用は
 前所有者にご負担頂きたい旨、ご説明をお願いいたします」

と、その打ち合せの時、皆の前で不動産屋に私はそう依頼した。
不動産屋は了解した。

話しはそれでケリがついた。

しかし実際は前所有者にうまく説明できなかった不動産屋が
当方からの要請額(7万円)を補填し、納まることになった。
当方は残額約13万円を負担した。
私はこの解決で良いと思ったが、相談した有識者によると、
そんなことやってちゃあだめだ、と言う。

そもそもたかぴー側は土地購入前、更地の時に既に塀が無かった
わけだから、隣人が「塀が無い」と、何も知らないたかぴー側へ
問題を提起してくることがまずおかしい。

「そうですか、無いのですか、でしたら前所有者と
 連絡をとりあってください。そして相談されるといいでしょう」

と隣人へ返すのが正解だという。それ以上、何もすることは無い、
逆に何もしてはいけないのだ、と。

「でもそれじゃあ隣りの人、かわいそうでしょう、
 建物が建つから、
 『ああ、建つのだな、これで塀もできるのだな』
 と思っていたら、いいや、塀はつくりませんよ
 と言われたわけですから」

と反論すると

「じゃあいい。
 百歩譲って塀はたかぴー負担で作ったとして、
 持分はどうする。
 新しい塀はたかぴーのですよ、持分は100%たかぴーのですよ、と
 きっちり覚書を交わすことができるか?
 できないだろう、じゃあ、
 やっぱり前所有者と直接話させないとだめだ」

第三者つまり有識者の回答は聞き方によっては無責任ともとれる。
お隣さんはたかぴーにとってこれからずっとお隣さんだ。
揉め事も起こしたくないもちろん前提に仲良くやっていきたい
というのがある。

私は有識者にこう話した。

「しかし新しい塀を作ったとしたら、得をするのは誰でしょうか。
 たかぴーなんですよ。
 たかぴーが得をする。
 新しくきれいな塀ができるわけですからね。
 だから、得をしたたかぴーと、
 過失のあった前所有者が負担をする、というのが
 私は一番の解決方法なのだと思います」

本当はどうしたらいいのかは、分らない。だけど
「隣人となる方との仲は壊したくない」
まずそこが大前提にあった。
 
 
 
新総理は安倍シンゾーさんになるんでしょうが、また靖国には行きそうですね。 
隣国とのいざこざの報道を耳にする度
国交ってのは難しいんだなあとつくづく思うが、
とにかく隣国にはまず誠意をもってお付き合いすることだ。
そんなことも分らない人には首相になって欲しくないな。

今日はこれからコニーの足に入れ替えたメルセデスを引き取りに
行くんです。
楽しみです ^^

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